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色内小PTA
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明日、ある会議で
挨拶をしなければいけなくて
その原稿を必死に作っていたら
こんな時間になり、日にちが変わっていました。

PHOTO422.JPG  『日本の子どもの
    自尊感情はなぜ低いのか』

  古荘純一 著

  光文社新書





最近、ずっと読んでいた本です。
でもやっと読み終わったと言うカンジです。
随分時間がかかってしまいました。
昨年の保護者アンケートからも
子ども達の自尊感情が低いと報告が
ありましたね。
4、5年前に、やはり同じ児童精神科医の佐々木正美先生の
講演の中でも
日本の高校生の自尊感情が
韓国、中国、米国の子ども達に比べてすごく低いという
お話をしていました。

明日の挨拶は(もう、今日だってば)
この本から、引用したいと思っています。
本当に今まで考えてきたことと
すごーーーく、一致しています。

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CIMG3891.JPG  『チリとチリり』です。

  双子の姉妹が自転車に乗って

  森へお出かけするお話です。

  メルヘンチックで可愛いです。

  どい かや 作
 
  アリス館



CIMG3890.JPG 
  『ばけものづかい』

 ひとづかいのあらいおじいさんが

 お化けたちをこき使い

 ついに、お化けたちは

 逃げ出してしまいます。

 せな けいこ 作
          童心社

CIMG3892.JPG 『バルサの食卓』

 何回かブログでも紹介していますか

 上橋菜穂子さんの著書

 『守り人シリーズ』、『獣の奏者』、『鼓笛のかなた』に

 登場してくる食べ物のレシピと
 
 エッセイです。

 ファンタジーなので、もちろん空想の食べ物ですが

北海道の料理人や写真家、コーディネーターらが

総力結集で完成したそうです。

私にも作れそうな料理です。

これを食べながら、もう一度

読み直したいです。

(あ゛ーーーー!でも、つん読だし....)
 












                                   










先日、行った『子どもの本フェスティバル』で
作家の上橋菜穂子さんが
「今、カバンの中に本が二冊入っている人は
完全に中毒ですよ。」と言いました。
確かに私のカバンには二冊入っていました。

その日は、バスで移動していたので
途中で読み終わったら
どうしようと思い、二冊カバンに入れました。

最近、いつも言いますが
「つん読」状態なのですが
でも、読みたい本は、後から後から溢れ
どんどん、つまれています.....

CIMG3634.JPG こちらは、講演会の時に購入し
 サインを待っている間に
 立ちながら、一気に読みました。

 『絵本の読みあいからみえてくるもの』

 村中李衣 著
 ぶどう社

私も、どうも「読み聞かせ」という言葉は
好きになれないのですが。
(他に言葉がないので、使っていますが)
そもそも、子どもに「~させる」というのは
どうも、好きじゃない...。

私は、絵本を
自分の子どもと向き合う道具にしました。
いまのところ、子どもから
その時々の子どもの気持ちを
もらっています。
子どもの優しさだったり、残酷さだったり。

子どものためによかれと思って
選本しても
その反応に「あれっ?」と思うこともあります。
子どもは、正直で時として残酷かなあと...
大人のそんな気持ちを見透かしているんですね。
「この本でこう思ってほしい...」なんていう打算的な気持ちを。

でも、そういう中で
私も絵本と共に育っていると思います。
「あっ、又、失敗!」と思いながら。
子どもは、残酷であっても
大人と違って
許してくれますよね。
「ごめんね。」って、素直になれないのは
大人かも....

と、朝早くから
濃い話になりましたが、
もう一冊、紹介しますね。

CIMG3633.JPG 『感じないこども
 こころを扱えない大人』

 袰岩奈々 著
 集英社



ここ数ヶ月、ずっと「こころ」をテーマにした本を
読んできました。
「豊かな心」を育てるって、どういうことなんだろうって?
教育委員会の「学校教育推進計画」に出てくる
「豊かな心の育成」って
あまりにも、綺麗ごと過ぎるよなって。
(すみません。教育の専門家に生意気ですが....)

この本では、
今、大人も子どもも
「感情」を上手に扱えない、
怒り、落ち込み、不安など
そんなネガティブな気持ちに対応できない。
イコール、そんな気持ちを持ってはいけないと。
だから、子ども衝撃的な事件を
起こすのではと。
それ故、こころのトレーニングが
必要と。

確かに
「別に何も感じない...」とか
「わかんない...」とか
「どっちでもいい...」とか
我が家でも、良く飛び交っています。

そんな大変な時代を
今の子ども達は生きているんだなあと。
こんな生きにくい時代を
生きているんだなあと。

もっと
おとなが
チョットずつでいいから
子どもとゆるやかに関わっていけたらなあと。

こんな朝早くから
私ったら
熱く語り過ぎ...ですね。

私の大好きな詩です。

.....(略).....

求めない------
すると
君に求めているひとは去ってゆく

求めない-------
すると
君に求めないひとは
君とともにいる

.......(略)..........

加島 祥造さんの詩です。
延々と
求めないと続くのですが。

求めないと言っても
諦めて、何も欲しがらないとか
要求しないということではないですが。

求めないことで
自分の中に眠っている力に
気づくとということかと...

どうしても
相手に求めてばかりですが。
今日、札幌で開催された
『子どもの本フェスティバル』に行ってきました。

午前は、
親子で楽しむライブ・読み聞かせで
長谷川義史さんでした。
 
午後は、
上橋菜穂子さん、村中李衣さんの講演でした。
子ども達は、
堀川真さんの『ワークショップ』や
折り紙、読み聞かせなど
楽しいプログラムが盛りだくさんでした。

長谷川さんの
紙芝居風ライブ・読み聞かせは
はい、大変楽しいです。
昨年も拝見しましたが
ぜひ、あの技を盗みたいと思いますが
やはり、あの大阪弁が
何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

上橋さんは、大好きな作家の一人です。
『守人』シリーズを上の息子と先を争いながら
読みました。
彼なりの、理想の男性像をこの作品で
見つけたようです。
他にも、『狐笛のかなた』は、
大・大・大純愛物語で泣けます。
どうして、児童文学に
ハマってしまったのかとなあと
私って、幼稚なのかなあと
この作家の作品を読みながら
ずっと思っていました。
でも、私だけじゃない...と、いうことが
わかりました。
『守人』シリーズ以降、読者の年齢層が
ぐっと広がったそうです。
小2から84歳まで...
世代を越え、読まれている作品なのだと
いうことが、わかりました。

村中さんの講演を聴きながら
思わず、涙がこぼれました。
年のせいで、涙腺が弱くなっているせいだと
思いますが。
自分の言葉で、上手く伝えることが
できませんが
今、自分が目指していることの
更に先を歩いているよう気がします。

本を読むということは
本当に凄いことだと
今更ながら、感じます。
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