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色内小PTA
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先日、行った『子どもの本フェスティバル』で
作家の上橋菜穂子さんが
「今、カバンの中に本が二冊入っている人は
完全に中毒ですよ。」と言いました。
確かに私のカバンには二冊入っていました。

その日は、バスで移動していたので
途中で読み終わったら
どうしようと思い、二冊カバンに入れました。

最近、いつも言いますが
「つん読」状態なのですが
でも、読みたい本は、後から後から溢れ
どんどん、つまれています.....

CIMG3634.JPG こちらは、講演会の時に購入し
 サインを待っている間に
 立ちながら、一気に読みました。

 『絵本の読みあいからみえてくるもの』

 村中李衣 著
 ぶどう社

私も、どうも「読み聞かせ」という言葉は
好きになれないのですが。
(他に言葉がないので、使っていますが)
そもそも、子どもに「~させる」というのは
どうも、好きじゃない...。

私は、絵本を
自分の子どもと向き合う道具にしました。
いまのところ、子どもから
その時々の子どもの気持ちを
もらっています。
子どもの優しさだったり、残酷さだったり。

子どものためによかれと思って
選本しても
その反応に「あれっ?」と思うこともあります。
子どもは、正直で時として残酷かなあと...
大人のそんな気持ちを見透かしているんですね。
「この本でこう思ってほしい...」なんていう打算的な気持ちを。

でも、そういう中で
私も絵本と共に育っていると思います。
「あっ、又、失敗!」と思いながら。
子どもは、残酷であっても
大人と違って
許してくれますよね。
「ごめんね。」って、素直になれないのは
大人かも....

と、朝早くから
濃い話になりましたが、
もう一冊、紹介しますね。

CIMG3633.JPG 『感じないこども
 こころを扱えない大人』

 袰岩奈々 著
 集英社



ここ数ヶ月、ずっと「こころ」をテーマにした本を
読んできました。
「豊かな心」を育てるって、どういうことなんだろうって?
教育委員会の「学校教育推進計画」に出てくる
「豊かな心の育成」って
あまりにも、綺麗ごと過ぎるよなって。
(すみません。教育の専門家に生意気ですが....)

この本では、
今、大人も子どもも
「感情」を上手に扱えない、
怒り、落ち込み、不安など
そんなネガティブな気持ちに対応できない。
イコール、そんな気持ちを持ってはいけないと。
だから、子ども衝撃的な事件を
起こすのではと。
それ故、こころのトレーニングが
必要と。

確かに
「別に何も感じない...」とか
「わかんない...」とか
「どっちでもいい...」とか
我が家でも、良く飛び交っています。

そんな大変な時代を
今の子ども達は生きているんだなあと。
こんな生きにくい時代を
生きているんだなあと。

もっと
おとなが
チョットずつでいいから
子どもとゆるやかに関わっていけたらなあと。

こんな朝早くから
私ったら
熱く語り過ぎ...ですね。

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